鳥居町

11_鳥居町鳥居町は旧東海道と秋葉神社本宮へと続く秋葉街道の分岐点にあり、江戸中期より大鳥居が建てられていた処より町名が付けられたと伝えられています。
浮世絵師歌川広重が描いた東海道五十三次の版画に登場する「掛川」の秋葉山を背景にした大池橋と大鳥居の絵が知られています。
又、山車には町名にふさわしく鳥居が掲げられています。
区内に建立されていた古い秋葉山遙拝所が平成22年、掛川一ノ鳥居揺拝所として立派に改築されました。
又、大池橋交差点を南に折れて200米ほど行った左手奥には芭蕉天満宮の社があり、秋葉山揺拝所は火防、天満宮は学問の神様として共に毎年例祭が行われ区民の皆様に親しまれています。

法被
藍染め紺地、市松格子の裾模様、「鳥連」の象形文字。背に「祭」の崩し文字。

提灯(弓張り)
上下に朱引き、「鳥居町」の文字。

屋台(彫り物、天幕)
平成11年新調。
欄間に鳳凰、獅子、龍、御簾脇には「三尺坊大権現」と「烏天狗」をあしらった彫刻がほどこされている。

余興(手踊り)
かっぽれ、伊太郎囃子、おこさ節、ぽんぽこにゃ、梅は咲いたか


秋葉通り

11_秋葉通り歌川広重の東海道五拾三次にうたわれた大池橋から西側、国一バイパス間の三角地域が我が町秋葉通り区となります。

現在の大池橋交差点より北西へ向かう道がかつて、秋葉神社への参拝道であった事から秋葉通りと名付けられたと伝えられております。
また以前は、薪村、佐野村、小屋敷などと呼ばれていたそうで、明治以前の名前も間々、小老より教えられたりします。

地名も幾多の変遷をへて現在にいたっておりますが、掛川祭典、またその他の行事を通じて区民一同がより一層の親睦を深め、今あるよき伝統、習わしを次代へと繋げていきたいと思います。

法被
茶に天狗の大団扇、背に「秋」の文字。

提灯(弓張り)
上下に朱引き、「秋葉通」の文字。

屋台(彫り物、天幕)
昭和53年製作。

余興(手踊り)
農兵節、どさんこ太鼓、遠州音頭、大漁唄い込み、浮世囃子、飴売り


上屋敷

11_上屋敷当区は掛川バイパス大池インター西より、永江院西までの東西に長い地区です。
昔は「神屋敷」と書きましたが、「神」では畏れ多いとのことから「上屋敷」と称するようになりました。

区内にはスポーツを楽しめる「B&G体育館と海洋センター」や総合体育館「さんりーな」そして、北部には大池公園が広がる自然豊かな安らぎを満喫できる町です。

どうぞ皆さん、スポーツと休養、そして水と緑の町「上屋敷」へお越しください。
気溢れる祭典参加を続けております。

法被
藍染めに、隈なく縦の互い菱の模様。背に「丸に神屋敷」の文字。

提灯(弓張り)
上下朱引き、「上屋敷」の文字。

屋台(彫り物、天幕)
昭和56年製作。

余興(手踊り)
火の国太鼓、木遣りくずし、奴さん、花笠音頭、鹿児島小原節


秋葉路

11_秋葉路西は源ケ谷池、東は大池、南は掛川バイパスに囲まれた丘稜地に誕生した住宅は、秋葉神社への参道に由来し、様々な出会いにつながる路という意味をこめて、秋葉路(あきはみち)と名づけられました。
県内外各地から人々が集まり、平成4年に自治会が発足し、現在約340世帯となりました。
平成12年より伝統ある掛川祭に参加させて頂き、住民相互の親睦や各地域との交流を深めてまいりました。
これからも祭を通じて、区民の親睦を深めるとともに祭の良き伝承を子や孫に伝えていきたいと考えております。

法被
一面に「秋葉大権現」の天狗ともみじ。

屋台(彫り物、天幕)
平成5年製作。

余興(手踊り)
伊勢音頭、浮世囃子、広島木遣り音頭