紺屋町

05_紺屋町紺屋町には古くから伝わる『木獅子の舞』があり掛川城築城の折、天守閣に安置された獅子頭の3体の内1体を藩主から拝領したと言われ、舞い、並びに使用する大太鼓(延亨3年1746年制作)を伝承されています。

初代屋台は弘化5年(1848年)に造られ、5年後の嘉永6年に造られた天幕は、猩々緋の羅沙地に唐獅子と牡丹の刺繍を施したもので、165年経った今も鮮やかな色彩を保っており、他に類を見ない当町自慢の逸品です。

本年度は車輪の漆の塗り替えを長野県塩尻市木曽平沢のかどや漆器店にて行いました。
是非紺屋町の屋台と共に木獅子の舞をご覧ください。

法被
鼠の地に、獅子巴紋、黒襟、背中に「古ん」の髭文字を丸く飾る。

提灯(弓張り)
上に朱引き、「古組」の文字。

屋台(彫り物、天幕)
昭和25年新調。
明治初年に製作された唐獅子牡丹の天幕は、自慢の品。
欄間にも獅子の彫刻を配する。

余興(手踊り)
こんぴら、梅は咲いたか、獅子食い、神田祭


昔の紺屋町の祭り