研屋町

05_研屋町「研屋町区」は、時の掛川城主、山内一豊公が刀研ぎ師の住む職人町として名付けた城下町宿場、掛川13町の一つです。
以来、先人の努力により、420余年の歴史を今日に受け継いでいます。

現存する屋台は今から136年前(明治15年・西暦1882年)町内の建具職人により建造されたもの。
掛川祭典参加屋台の中でも喜町(嘉永2年・1849年)、中町(江戸末期・明治初年)に次ぐ古参屋台です。

20世紀最後の大祭となった平成12年に、屋台の総塗り替えを完工。
更に平成20年には屋台改修の集大成として、147箇所を数える彫金の全てを作り替え、今日に至っているところです。

活気溢れる祭典参加を続けております。

法被
藍染め紺地、裾に車輪模様。背に「祭」の崩し字。

提灯(弓張り)
白地に裾模様、「と組」の文字。

屋台(彫り物、天幕)
明治16年製作。今年平成12年、総漆。
平成元年に車輪を新調。同6年に漆塗装。
平成9年に新調した天幕に「照萬國」「洽威徳」の文字。
十二支の彫りものも平成6年についに完成した。
平成12年屋台に総漆をかける。

余興(手踊り)
紙人形、一合まいた、木遣りくずし、かっぽれ


研屋町の屋台現在地

昔の研屋町の祭り