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掛川がんばる人の輪

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掛川市長から始まった「掛川がんばる人の輪」は、「私はこの人ががんばっている」と思う人を次々紹介し、がんばる人の輪をつなげていくシリーズです。次はあなたのところに来るかも……!

19.高橋友里さん(大池・snygg)

snygg(スニッグ)の高橋友里さん

前回のがんばる人、「十勝や」の川上美穂さんから紹介されたのは、オーダーカーテンとぬくもり雑貨「snygg(スニッグ)」の高橋友里さんです。

雑貨の「好き」は直感。いつもの暮らしにひとさじの豊かさを~高橋友里さん(大池)~
■このところ、若手が続いている「掛川がんばる人の輪」のコーナーです(笑)。今日はよろしくお願いします。

28歳なので、そんなに若くはないですが(笑)、こちらこそどうぞよろしくお願いします。

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■高橋さんは「オーダーカーテンとぬくもり雑貨 snygg(スニッグ)」のオーナーです。オープンして丸2年ということは、20代で起業されたということになりますが、そのあたりのいきさつを聞かせてください。

もともと雑貨は好きでしたけど、実は最初から「雑貨やさんをやろう」とか「お店を開こう」と思っていたわけではないんです。
二人目を出産したあと、「正社員は無理でもパートで働きたいな」と思っていて、でも子どもが小さいとなかなか難しくて、それじゃあ好きな雑貨のネットショップでも始めようかなと考えていたんです。そんなとき、以前勤めていた袋井のインテリアショップ「ウインドギャラリー」の社長さんが「せっかくカーテンの知識があるんだから、オーダーカーテンと雑貨のお店をやればいいじゃないか、協力するよ」と背中を押してくれたんです。

カーテンの縫製などは「ウインドギャラリー」が協力してくれることになり、店舗の方は、ありがたいことに主人のおじいちゃんが持っていた空き店舗を格安で貸してもらえることになりました。
あと、専門学校でグラフィックデザインの勉強をしていたので、パンフレット類は自分でコツコツ作りました。

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なので、資金面でいえば、私は雑貨の仕入れだけを考えればよかったんです。
お客さまの中にも「お店を始めたい」という方は多いけれど、やっぱり資金面がネックになって一歩を踏み出せないという方はたくさんいらっしゃいます。
タイミングも含めて、私は本当に恵まれていたと感じます。

■今、雑貨の好きな女性はとても多いですよね。実は私、あんまり雑貨のことを理解していないというか(笑)、あんまり夢中になるタイプではないというか……(笑)、なのですが、高橋さんにとって雑貨の魅力とは?

生きていくことに精一杯の時代から、ほんの少し豊かになって、「暮らす」という自然の流れの中で「自分らしく生きたい、暮らしたい」と考える人が増えているのだと思います。「雑貨」ってなければないで困らないけど、あった方が楽しい。私は、ないと自分の人生や暮らしが物足りなく感じるんです。
ライフスタイルが多様化して、好きなものがいろいろの時代、自分の家にお気に入りの雑貨を置くことも、ファッションも、ある意味、自己満足かもしれません。でも、それだったらよけいに自分の気に入ったものを置きたいと思うんです。
それは直感みたいなもので、理由はないかもしれません。

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■たくさんある雑貨やさんの中で、「snygg(スニッグ)」はどんな特徴のお店ですか?

私には5歳と3歳の男の子がいます。子育て中なので、仕入れるときにはまず質と価格、両方のバランスを考えます。20代から40代くらいのお客さまが多いので、すごく高いのは手が出ない。ちょっとしたおこづかいで手に入るもの。手頃だけどかわいいもの。ほかではないようなもの。私自身、子育てしながら好きなものに囲まれたいスタイルなので、そんなふうに考えています(笑)。

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■今、お店にある商品の中で、高橋さんが一番気に入っているのはどれですか? こっそり教えてください(笑)。

(迷った末に)……このリネン(麻)のクロスかな。麻って、はじめごわごわしているのが、使って洗っているうちにしわっとなり、それからくたっとなる(笑)。その素材感がものすごく好きなんです。
プレゼントするものを包めば、そのままかわいいラッピングにもなりますし、いろいろに使えるのもいいですね。

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最近は麻素材のカーテンも増えているんですよ。無垢材で家を建てる方が増えているから、やっぱり麻とか綿といった自然素材のカーテンが合うんでですね。今、私が着ている白いワンピースも麻。麻、大好きなんです(笑)。

あと、このお皿も気に入っています。わが家でも使っていて、「にっこりの顔」が出てくると子どもたちも楽しいみたい。少し深めなのでカレー皿にも使えますし、磁器なので丈夫です。こないだは年配の方も「かわいいわね」と買っていかれました。

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「磁器」で思い出したんですが、私、お店をやるまで陶器と磁器の違いもあまり知らなくて、例えば陶器は土でできているから壊れやすいけど、ぬくもりや素材感がある。磁器は平面的で固い印象だけど、丈夫。そうしたことを一つ一つメーカーさんから教えてもらっているんです。知らないところからスタートしているから、教えてもらうのが楽しいし、勉強して知っていくことが嬉しいんです。

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■今「嬉しい」というお話が出ましたが、お店をやっていて、もちろん大変なことも多いかと思いますが、それでも嬉しいとき、楽しいとき、やりがいを感じるときというのはどんなときですか?

実は、勤めているときから「自分のお店だったらこうしたいな」とか思っていたので(笑)、いろいろ考えて自分のお店を作っていけることが楽しいですね。お客さまが「かわいいお店ね」と言ってくれることも、リピーターのお客さまが増えることも、波長の合うお客さまと出会えることも、嬉しいです。

中学の頃、将来なりたい職業を考えていたとき、本でインテリアコーディネーターの仕事があることを知りました。「家の中をデザインする」という仕事に興味を持ったんですが、今思えば、その頃とあまり変わってないのかもしれませんね(笑)。

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■いろいろありがとうございました! では最後に、「これからしていきたいこと」や「今、考えていること」などがあれば教えてください。

私は今、5歳と3歳のお母さんですが、来年4月には3人目が誕生します。
子育て中ってとても大変で、悩むこともたくさんあります。でも、そんな子育て中のお母さんだって、子育て以外に「がんばりたいこと」や「認めてもらいたいこと」はたくさんあるんです。例えば、お菓子づくりや縫い物がプロ並みに上手なお母さんがたくさんいます。そんなお母さんたちが、自分で作ったものを発表できる場、売ったり買ったりできるマーケットのような場、子どもも大人も楽しめる場を作りたくて、今年2月から「小さな広場 mignon(ミニヨン)」を開催しています。「みんなが集まる小さな広場。こどももおとなも楽しいコトがいい」というメッセージを込めて、「shop 小さな市場」や「ワークショップ」や「良心市(フリーマーケット)」などを行なっています。

それを見に来た別のお母さんが、「私にもできるかも」「やってみようかな」と思ってくれたら嬉しいなと思うんです。ちゃんと子育てしていれば、子育て中だって自分のしたいことを「したい」と願ってもいいんじゃないかって。
そういう場を、小さくても、作っていけたら嬉しいなと思うのです。

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◆オーダーカーテンとぬくもり雑貨のお店 「snygg(スニッグ)」
http://snygg.hamazo.tv/
掛川市大池3037-1
tel/fax 0537-28-7221
OPEN : 9:30-16:00
CLOSE : 水・日・祝

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カーテンコーナーには、小さなお子さんが遊べるスペースがあります。

◆「小さな広場 mignon(ミニヨン)」
http://mignon.hamazo.tv/

◆オーダーカーテン・インテリアショップ 「ウインドギャラリー」
http://www.windgallery.co.jp/

取材レポート:いいじゃん掛川編集局/河住雅子
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