掛川桜が見頃です

掛川桜

3月5日、掛川城三の丸にて、掛川桜祭りが行われました。
掛川桜という名前は、今まであまり耳なじみがなく、実物を見に行ったのも今回が初めて。

少し掛川桜について調べてみました。

掛川桜とは、葛川の造園業田旗さんが03年に業務で取り寄せたソメイヨシノの中で発見した。
カンヒザクラとヤマザクラ系の自然交配種と見られ、有名な河津町のカワヅザクラの近縁種になる。
開花時期は3月上旬から中旬。河津桜より少し遅くソメイヨシノより早い。
河津桜に似ているが開花時期が7〜10日遅く、一回り小さい花が手まり状に咲く。
掛川桜の名は平成24年に掛川市緑化推進委員会により、これから市を代表する桜として命名されました。
平成26年10月2日公益財団法人日本花の会より認定番号第2号に認定。

樹形は傘状、樹高は亜高木、樹幹の色は紫褐色で光沢がある。 成葉全体の形は楕円形、先端は尾状鋭尖形、基部は円形、葉縁鋸歯は二重鋸歯に単鋸歯が混ざり、先端は鋭形。 葉の長さは11~15cm、幅は5~7cm、成葉表面の色は濃緑色、裏面は緑色、両面とも無毛、側脈数は9~12、 葉柄の長さは約2cm、成葉の蜜腺は葉柄上部にある。 托葉の分岐性は多、長さは約2.5cm。花序は散形状で一花序に4~6花、花の向きは下向き、一重咲で開き方は半開形となる。 花の大きさは直径2.0~2.5cm、花色は蕾は淡紫紅色、開葯時の色は蕾よりやや薄いが後期になると紫紅色に変化する。 花弁全体の形は楕円形、先端の切れ込みは中、基部の形は突出形、旗弁はない。花弁表面のしわは中、花弁の脈はやや目立つ。 花弁の長さは約1.5cm、幅は約1.1cm、花弁の厚さは中、花弁数は5枚。 雌ずいの長さは約1.8cm、雌雄ずいの長さの比はほぼ同じで、数は1本、花柱は無毛、雄ずいの長さは約1.3cm、 数は30~38本、がく筒の形は鐘形で無毛、がく裂片は長卵状三角形で鋸歯はなく、色は紫紅色。花柄は長さ約0.6cm、小花柄は約1.8cmで無毛。 花の香りは少し有る。葉に先だって開花し、開花時期は、掛川市では3月上旬から開花し始め、中旬頃に満開となる。

5日の時点でほぼ、満開近く。
今週末くらいまではきれいに見られるのではないのかな。

それにしても、卒業式あたりに散る始めるくらいだとシチュエーションが良さそうです。
残念ながら掛川西高の前の桜はソメイヨシノらしく、まだ花が見えませんでした。

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