肴町は、掛川駅通り東側に位置する、下町気質と粋の良さが売り物の人情味溢れる町です。
平成6年より構想10年、平成9年の新築、平成15年の漆塗りにより、全区民が力を結集した山車が完成いたしました。
山車本体は、宮大工、寺田建築の卓越した技術による力作であります。
彫刻は、越前三国伝統の名工・二代目流張師(志村孝士氏)の会心の作であります。
そして、漆塗りは木曽楢川・(有)かどや漆器店、金具は小瀧神仏金具店による、黒にプラチナを基調とした優美な比類なき力作に仕上がっております。
決して大きな町ではありませんが、人情味あふれる町、それが肴町です。
法被
忠臣蔵をしゃれた、黒地に白襟、「四十七士」の名前入り。向こう鉢巻、背中に大石蔵之助の「山鹿流陣太鼓」にちなんだ巴紋。
または、鼠の地に、背に「魚」の朱文字、裾に鷹羽違い羽紋と巴紋。提灯(弓張り)
上に朱引き、「魚若連」の文字。図柄あり。屋台(彫り物、天幕)
平成9年に新調。
祇園の守護紋の天幕、豊千禅師、赤穂浪士、龍上観音、龍上仙人などの彫刻を欄間に配している。御簾脇には寒山拾得の彫刻。余興(手踊り)
四十七士、木遣りくずし、桑名の殿様、五万石、お伊勢参り