ホタルが見られる時期になってきました。
ウェブで見ていると、見に行ってきたよという記事もちらほら。
掛川でのホタル観賞というと掛川観光ホットNEWSで記事になっている「上垂木ホタルの里」が有名ですね。
「上垂木ホタルの里」は、上垂木区の有志でつくる「上垂木ホタルを守る会」が毎年3月ごろ垂木川の支流に蛍の幼虫を放流していますので、毎年5月下旬から6月にかけて数多くのホタルが見られる、静岡県内でも有数のホタル観賞スポットです。
ホタルのよく見られる気象条件というと、蒸し暑く（20度以上）、曇っていて月明かりのない、風のない夜にほたるが多く飛ぶそうです。逆に雨が降っている日、風の強い日、冷え込む日などはあまり飛びません。
時間帯というと、夜19時30分くらいから徐々に飛び始め、20時台がピークとなり21時を過ぎると減ってきます。
ホタルが見られる期間としては2週間程度ということですので、6月の上旬くらいまででしょうか。
ちなみに、掛川市の平成27年度自然環境調査集約事業報告書（PDF）によると、平成２４年度にゲンジホタルが確認できたのが61地点、51頭以上確認できたのが10地点のようです。
あまり人が来ないところで、ホタルを探してみるというのもいいかもしれませんね。
ただし、以下のマナーは守りましょう。
- ホタルの発生地内をライトを付けたまま車で走らない。
- ホタルの発生地内で車のハザードランプを点灯しない。
- ホタルや周囲に向けて懐中電灯を照らさない。
- 懐中電灯に赤いセロファンを巻いて照らさない。
- ストロボを焚いて（携帯電話も同様）ホタルの写真撮影をしない。
- ホタルを採集しない。
- 棒や傘などを振り回し、ホタルを傷つけない。
- 発生地内の至る所に立ち入らない。
- 発生地内にゴミ・煙草の吸い殻を捨てない。
- 大声を出さない。
- ２１時３０分以降、夜中の観賞はしない。
- 車は駐車場に
- 携帯電話のマナーモード設定をする。
ホタルの時期は意外と早く過ぎてしまいます。
時期を逃さず、ホタルを楽しんでみてはいかがでしょうか。
